2013年11月3日日曜日

小石川植物園

物心ついたころから、僕にとっての小石川の原風景はこの小石川植物園だったような気がする。幼稚園の遠足からおそらく来ていない年はないはずだ。ここは小石川(谷端川)が作った崖とその氾濫原に点在する池が今も残り、小石川が暗渠になる前の風景を想像するに十分な情景をたくさん残してくれている。いわば東京原風景へのタイムマシンの入り口でもある。

今日は、植物園の台地の上で面白いところ(僕にとって)を紹介する。1つ目は柴田記念館である。洋風の平屋建てで小さな煙突があってなんともかわいい。

柴田先生の業績はなんとも難しくよくわからないが、「植物界におけるフラボン体の研究」だそうだ? 季節によって違うようだが、中にはいろんな植物の種子(種)が展示してある。今日はブラジル松の松ぼっくり、唐あずき(毒があるそうだ)が展示されていた。

柴田記念館の前にはシダ園がある。桜の咲く頃に来てもほとんど何も芽が出ていないのだが、今日はいろんなシダがまだ鬱蒼と葉を茂らせていた。シダ園のとなりに真っ赤なシャクナゲの大きな木がある。とても綺麗なので春に紹介する。


ちょっと中央の温室に向かって歩いていくと、1つ目にメンデルのぶどうの木、つづいてニュートンのリンゴの木がある。いずれも本当の木の子孫らしい、世界的に有名な木の子孫がここにいることがなんとも面白い。
ニュートンのリンゴの木(リンゴはなっていなかった)

メンデルのぶどうの木(こちらもぶどうはない)
次回は、温室の中と植物園にある崖と湧水に関して紹介します。









2013年11月2日土曜日

東京駅:丸の内坂

まずは、東京駅の地下にある坂を紹介しよう。駅構内にある「丸の内坂」律儀に坂の道標までちゃんとある。


丸の内線の東京からまっすぐJRの改札を入っていくとGranStaに向かって緩やかな坂になっている。ここをちゃんと坂として標識まで出しているところが気が利いている。